Fraxion
Patient-Specific Cranial Immobilization
患者ポジショニングの正確性は、頭部の放射線治療を安全かつ効果的に行うために欠かせない要素です。鍵になるのは、個々の患者様に最適な治療方法を選べる固定ソリューションを確保しておくこと。Fraxionは立証済みの複数の固定方法を初めて一つに統合した、新しい患者位置決めソリューションです。一つのシステムで個々の患者様のニーズに合わせた固定を行って、治療の成果を上げるお手伝いをします。
Fraxionは、従来の定位放射線治療用頭部固定フレームを進化させました。これまでのエレクタ製SRT用フレームやLeksell Coordinate Frame G、Leksell Gamma Knife Perfexionの最新型Extend Systemの実績を基礎に、60年にわたる臨床経験に基づいて考案されたのがFraxionです。独自のバキューム式頭部フレームは、従来の侵襲式固定法にあった欠点の解消に焦点を当てた設計になっています。
- フレーム固定とフレームレス固定から選択が可能
- 独自のバキューム式マウスピース
- 熱可塑性プラスチックマスクによる固定
- 熱可塑性プラスチックマスクとマウスピースの併用が可能
Treatment Solutions
治療ソリューション
エレクタは臨床技術の進化の最前線に立ち、これまでにIGRTやIMRT、VMATからSBRT、SRTまで、さまざまな技術の開発に尽力してきました。
こうした技術は臨床現場に柔軟性をもたらし、全身のさまざまな腫瘍に対応できるよう従来の治療を進化させるとともに、ターゲティングに高い正確性が求められる複雑ながんの治療も可能にしました。