Symmetry
Managing respiratory motion
肺がんの放射線治療で従来使われていた外部マーカーでは、一連の治療セッションを通した腫瘍の基準位置の移動を把握できません。Symmetryは呼吸中の画像データを取得し、高度な計算を行って4Dデータを作成します。このデータによって、呼吸サイクル内の各呼吸位相における腫瘍の位置を視覚化でき、治療ごとに腫瘍が平均位置にくる状態を確認することができます。
治療のたびに腫瘍位置を詳細まで確認できるため、基準位置の移動を把握して、腫瘍周辺にとるマージンを低減した照射を行える利点があります。
- 均一な線量分布をアシスト
- スムーズな患者セットアップと照射
- 基準位置の移動を把握
- マージンの低減
- シンプルで直感的なワークフロー
- SBRTに適したソリューション
Treatment solutions
エレクタは臨床技術の進化の最前線に立ち、これまでにIGRTやIMRT、VMATからSBRT、SRTまで、さまざまな技術の開発に尽力してきました。
こうした技術は臨床現場に柔軟性をもたらし、全身のさまざまな腫瘍に対応できるよう従来の治療を進化させるとともに、ターゲティングに高い正確性が求められる複雑ながんの治療も可能にしました。